不動産
車椅子が使える住環境のポイントとは
一般住宅で車椅子を使った生活をしなければならないケースがあります。
健常者ではなかなか気が付かないポイントがありますので、在宅介護を予定してリフォームするなら注意してください。
車椅子は想像以上に広いスペースを必要します。
例えば、トイレを利用するために、ベッドから車椅子に移譲して、移動する必要がありますが、一連の動作をするためにスペースが必要です。
方向転換するためには、周囲に障害物があると行動が制限されてしまいますので、リフォーム時にしっかりと設計しておく必要があります。
尚、トイレは健常者が使うものとは別として、カーテンなどで仕切ってオープンスペースを広くとると良いでしょう。
手すりを配置すれば、病院の設備に近い環境を作ることができます。
お風呂は改造が難しければ、デイサービスや専用業者を利用するのがお勧めです。
症状の程度によっては、手すりの設置や転倒防止用のマットの設置によって、入浴が可能となる場合もあります。